メジャーデビューに学ぶ音楽活動
このWeb2.0時代の音楽活動では、mF247やAmazonのCD委託販売などの様に、
リスナーにダイレクトに音楽を届ける流通経路や、新しい仕組みが続々と登場しています。
独自の経路でCDをリリースしているレーベルやアーティストも多く、
自分達の音楽を追求しながら活動していく事が可能になりつつあります。
DTMによるレコーディング費用の低減、MP3という世界共通のファイルフォーマットの普及。
これによってインディーズアーティストが自分でCDを作成したり、音楽を配信出来る様になりました。
さらに音楽配信サイトやCD委託販売サイトにて、ダイレクトな流通経路が確保出来る様になり、
決済システムを利用すれば、自分達のホームページでCDを発売する事も出来ます。
この様に自分達の音楽を必要としてくれるリスナーに、ダイレクトに楽曲を届ける仕組みが整いつつあります。
現在の日本では、既にブロードバンドの普及が進み、ウェブによるデジタル音楽の流通、CD、パッケージ商品の物流においては、
インフラや環境が整っています。
現在のウェブでは、ブログの普及やSNSの登場で、みんなが積極的に情報を配信したり、
その情報をみんなで共有する様になりました。
例えば、Last.fmというネットラジオでは、宇多田ヒカルの曲を聴いている人が、
他にどんなアーティストの曲を聴いているかというリストが表示されます。
好みが近い友達のプレイリストを共有する事で、新しく好きな音楽に出会う事が出来ます。
つまり、自由にネットラジオとして音楽が聴けて、ファン達と音楽を共有し、
情報交換する事で仲良くなれ、いつでも新しい音楽に出会える。普段では出会えない、
好みの近い人達と知識を深め合う。そんな音楽でつながるソーシャルネットワーキングサービスです。
この様に、ユーザーが積極的に情報を配信したり、情報交換する様になり、
ウェブではたくさんのユーザーが参加して、情報を共有する(=Web2.0)という流れが主流になりつつあります。
▼Web 2.0超入門講座 (Internet Watch)
▼「Web2.0はユビキタス」――情報通信白書
音楽とウェブの進化は切り離せない関係です。バンドで利用するブログ、
AmazonでのCD委託販売、MySpace、Last.fm、Yorozoo、audioleafなどでの音楽配信サイト、YouTubeでのライブ動画、PV配信や宣伝など。
これらのサイトでは、多くのアーティストとファンが音楽を共有し、音楽でつながっています。
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