作曲のポイントと流れ


実際に作曲をしていく上で、大事なポイントが2つあります。まず必ず聴き所を作る事。要するにサビの部分に力を入れるという事です。

例えばメロディーを作る時に、一度浮かんでも次の日忘れているフレーズなら、サビには使用しないという人もいます。それくらいサビの部分には気を使う事も大切です。

必ず一つの楽曲に「聴き手」も「歌い手」も気持ちが高ぶる聴き所を作る様に心がけて下さい。

これは単純にポップなメロディーにしよう!という事ではなく、バランスを考えて曲全体の雰囲気がサビという楽曲もありますし、必ず聴き手に伝えたい部分を盛り込んだ構成を心がけよう!という事です。

それからもう一つ大事なポイントがあります。

歌い手の音域に合わせて曲を作るという所です。実はこれが一番苦労する所だと思います。

自由に浮かびやすいメロディーラインの音域をそのまま歌ってくれるボーカルなら相性は抜群です。ですがなかなかそうはいきません。

作っては壊してボーカルに合わせるという作業が必要です。あとは楽器のパート事に担当を分けて編曲をして完成です。

 

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作曲の流れ



最後に作曲の流れを紹介します。あくまでも一つの例ですので、参考にしてみて下さい。

筆者も作曲が大好きで、主にアメリカ、イギリス、日本のロックやパンク音楽
を聴いて育ってきました。いろんなバンドに影響を受けながら自分の聴ききたい、やりたい音楽に出会ってきました。

常日頃からギターを弾いて、たくさんのフレーズを作ってはストックしていました。方法としては、アコースティックギターやエレキギターなどでジャカジャカジャンとコード弾きをしながらメロディーをつけていきます。

そしてそれを録音して、一番までが完成すれば譜面などにコードを記入していきます。次に前奏(イントロ含む)や間奏、後奏を考えて、曲全体のテンポを考えて完成します。

また気に入ったサビのフレーズが浮かんだ時は、今までに作った好きなフレーズを組み合わせて「Aメロ・Bメロ・サビ」へとつなげます。

もしくはそのサビに合うメロディーをその場で新しく作ります。そうやってAメロ、Bメロ、サビのコード進行とメロディーラインを完成させます。

時にはフレーズを作っては壊して、つなげてという作業を繰り返して曲の1番が完成します。あとは前奏や間奏、全体の曲の構成を考えて完成です。

曲が完成したらDTMなどを使用してデモを作ります。そして各パートにデモ音源を渡して各パートの担当者がギター、ベース、ドラムなどのアレンジを考えます。

バンドを組んでは、そうして完成させた曲をCDにしてライブで披露していました。

その時のお客さんが「この曲のCDを下さい!」「曲が良いです♪」と言われた時の喜びははかり知れない物でした。

この感動を味わうために音楽をやってるんだと思える瞬間です。

それには普段から作曲を意識してフレーズを作ったり、いろんな音楽を聴いて自分の感性を養う事が大切であり、欠かせないものだと思います。


作曲とメロディーについて



作曲の方法には先にある歌詞にメロディーをつけ、その後に編曲をする方法や、メロディーと編曲を完成させた物に歌詞をつけるというやり方もあります。

人気の楽曲である「世界に一つだけの花」を作ったマッキーさん。以前に制作された「チキンライス」という楽曲はダウンタウンの松ちゃんの歌詞に後からメロディーをつけるという形でした。

曲を作る時のポイントを意識する事で次第に慣れ、たくさんの楽曲が作れるようになってくると思います。

そうやって作曲を意識しているうちに、作曲をする時には「今日は曲を作るぞ!」という様に決めて作る場合と、ふとした時に頭の中にメロディーが浮かんで来る場合があると思います。

ほとんどの場合は「曲を作るぞ!」という様に決めて作る事になると思いますが、作曲が習慣になっているかどうかが重要です。

ふとした時や感動する物にふれていた時におもいがけないメロディーが頭の中に舞い降りてくる。それが自分が本当に好きなメロディーなのだと思います。

そんな時はとてもわくわくしてすぐに曲が完成します。アレンジをして曲として完成した時にはすばらしい楽曲になっている事が多いです。

作曲をする上で聴き手や歌い手を意識して作る事は大切かもしれません。ただ、自分の中に舞い降りてきたメロディーだけはこれからも大切にして欲しいと思います。



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